iCloudストレージには空きがあるのに、MacやiPhoneのストレージが一杯になった。なぜ?どうすればいいの?
こういった疑問に答えます。
MacやiPhoneを利用している方なら、iCloudにデータを保存するのが便利です。
保存するデータが多い方なら、iCloud+(iCloudプラス)の利用がおすすめです。
>> 大切なデータはiCloud+に保存するのがおすすめ【月額130円】
なんですが、、、
iCloudストレージには空きがあるのに、MacやiPhoneのストレージが一杯です(ストレージの空き領域がありません)と警告が出る場合があります。
「え?どういうこと?」「どうすればいいの?」って感じですよね?
そこで本記事では、そのあたりを解説していきます。
ポイントは以下の3点を理解することです。
- デバイス本体のストレージとiCloudストレージは別物で容量は異なる
- デバイス本体のデータをiCloudに保存しても、デバイス本体にデータは残る
- デバイス本体のデータのうち、iCloudに保存されるのは写真やファイルなど一部
基礎知識1: デバイス本体のストレージとiCloudストレージは別物で容量は異なる
まず「デバイス本体のストレージとiCloudストレージは別物で容量は異なる」ってことを理解しましょう。
説明すると以下のとおり。
デバイス本体のストレージとは
デバイス本体のストレージとは、iPhone、iPad、Mac、その他の Apple 製デバイスで使える容量のことです。
あなたが購入したデバイスごとに決まっています。
デバイスのストレージがほぼ満杯の場合やすべて使い切っている場合は、警告が表示されることがあります。
iCloudストレージとは
iCloud ストレージには写真、ファイル、メモなどを保管できます。常に最新情報が同期され、お使いのどのデバイスからでも利用できます。
Apple IDをお持ちなら、iCloud ストレージは5GBを無料で利用できます。
デバイス本体やiCloudのストレージを調べる方法
以下のApple公式サイトをご覧ください。
https://support.apple.com/ja-jp/102670
上記のとおり、デバイス本体のストレージとiCloudストレージは別物で容量は異なる わけです。
基礎知識2: デバイス本体のデータをiCloudに保存しても、デバイス本体にデータは残る
つぎに、「MacやiPhoneのデータをiCloudに保存しても、MacやiPhoneにデータは残る」ってことを理解しましょう。
MacやiPhoneのデータが、iCloudにごっそり移動するわけではありません。
というのも、iCloudの目的とは、MacやiPhoneのデータをデバイス間で同期して最新に保つことだからです。
なので、iCloudに保存したデータは、同じデータがMacやiPhoneにも残ります。
上記のとおり、MacやiPhoneのデータをiCloudに保存しても、MacやiPhoneにデータは残る わけです。
基礎知識3: デバイス本体のデータのうち、iCloudに保存されるのは写真やファイルなど一部
最後に、「デバイス本体のデータのうち、iCloudに保存されるのは写真やドキュメントなど一部」ってことを理解しましょう。
MacやiPhoneでiCloudの同期をオンにした場合、iCloudに保存されるデータは、
- 写真
- ファイル
- メモ
- パスワード
などの一部です。どのデータを保存するかをカスタマイズもできます。
決して、MacやiPhoneのデータのすべてがiCloudに保存されるわけであはりません。
でないと、iCloudはすぐに一杯になっちゃいますよね。iCloudのストレージ容量よりも、MacやiPhoneのストレージ容量のほうが大きいのですから。
上記のとおり、デバイス本体のデータのうち、iCloudに保存されるのは写真やドキュメントなど一部 なわけです。
iCloudストレージに空きがあっても、デバイス本体のストレージのほうが大きくても、デバイス本体のストレージが先に一杯になり得る
ここまで、以下の3点をお伝えしました。
- デバイス本体のストレージとiCloudストレージは別物で容量は異なる
- デバイス本体のデータをiCloudに保存しても、デバイス本体にデータは残る
- デバイス本体のデータのうち、iCloudに保存されるのは写真やファイルなど一部
なので、
- iCloudストレージに空きがあるのに、
- iCloudストレージよりもデバイス本体のストレージのほうが容量が大きいのに、
もかかわらず、
「デバイス本体のストレージのほうが先に一杯になる」ことが起き得るってわけです。
iCloudストレージに空きがあって、デバイス本体のストレージが一杯になったときの対処法
この場合の対処法は以下のいずれか。
- デバイス本体内の不要なデータを削除する
- デバイス本体のストレージを最適化する
- ストレージ容量の多い本体デバイスに買い替える
順にみていきましょう。
対処法1: デバイス本体内の不要なデータを削除する
これがいちばん手っ取り早い対処法です。
MacやiPhone内のデータのうち、不要なものを削除しましょう。
対処法2: デバイス本体のストレージを最適化する
「最適化」の設定をすることで、オリジナルのデータはiCloudに保存しておいて、必要なときだけMacやiPhoneにデータをダウンロードすることができます。
この最適化をすれば、デバイス本体のストレージの消費をおさえることが可能。
たとえば、iPhoneで写真を撮った場合、高解像度なので、ストレージ容量をかなり消費します。
もしiPhoneでストレージの最適化をすれば、
- オリジナルの高解像度のデータは、iCloudに保存され、
- iPhoneには、小サイズデータだけが保存され、
- iPhoneでそのデータを見たいときに、iCloudからオリジナルのデータがダウンロードされる
ことになるので、iPhoneのストレージ容量を節約できるってわけです。
iPhoneでストレージを最適化する方法
詳しくは以下をご覧ください。
https://support.apple.com/ja-jp/105061
私もiPhoneでこの最適化をやってます
Macでストレージを最適化する方法
メニューで [システム設定] > [アップルID] > [iCloud]をクリックします。
「Macストレージを最適化」をオンにすればOK。
詳しくは以下をご覧ください。
https://support.apple.com/ja-jp/guide/mac-help/sysp4ee93ca4/14.0/mac/14.0
対処法3: ストレージ容量の多い本体デバイスに買い替える
これはお金がかかりますけど。
Macならおすすめは MacbookAir。ストレージ容量が大きいのを選ぶといいですね。たとえば256GBとか。
おすすめのMacは以下でも紹介してます。参考にどうぞ。
参考:デバイス本体のストレージに空きはあるけど、iCloudストレージが一杯になったときの対処法
この場合は、対処法は以下のいずれか。
- iCloud設定を見直す
- iCloudのストレージを増やす
対処1: iCloud設定を見直す
Macの場合は、以下をご覧ください。
https://support.apple.com/ja-jp/guide/mac-help/mh36817/14.0/mac/14.0
対処2: iCloudのストレージを増やす
iCloud+(アイクラウドプラス)に申し込めば、月額130円で50GBまで容量を増やすことができます。
私もiCloud+を使ってますよ!Appleユーザーならコレおすすめ!
詳しくは以下をご覧ください。