Macメモの動作が遅い時の対処法5つ【iCloud同期を一時解除しよう】

「Macのメモアプリの動作が遅い。これじゃ生産性が落ちちゃう。対処法を教えてください。」

本記事では、こういった疑問に答えます。

Macのメモアプリといえば、Macを代表するアプリ。
私も含め、生産性にこだわるMacユーザーに愛用されてます。

でもこのMacのメモアプリで、動作が遅くなって困ってませんか?

・文字入力しても入力が遅い
・スクロールしても反応が遅い とか…。

本記事は、上記の現象でお困りの方向けに、対処法を紹介しました。

特に3つ目の対処法は、私が今もやっている方法でおすすめ。

Macのメモアプリの動作を早くして、生産性を高めたい方はぜひご覧ください!

目次

調査:アクティビティモニタでMacのCPU動作を確認

まず、アクティビティモニタでMacのCPU動作状況を確認しましょう。

アクティビティモニタとは、Windowsのタスクマネージャーに該当するツールです。

アクティビティモニタの起動方法

お使いのMacで、Finderを開きます。

次に「アプリケーション」>「ユーティリティ」>「アクティビティモニタ」をクリックします。

すると、アクティビティモニタが起動します。

アクティビティモニタの見方

上部タブが「CPU」になっていることを確認します。

着目すべきは、アクティビティモニタの下部に表示された「アイドル状態」です。

アイドル状態とはMacのCPUがヒマになっている割合のことで、数値が大きいほど、CPU負荷が軽い(動作が早い)ということ。

肌感ですが、アイドル状態が50%以上であれば、通常の作業は問題なくできるはず。

もし、アイドル状態が50%を下まわってくると、Macの動作が遅くなってきます。

あなたがお使いのMacで、メモアプリの動作が遅いなら、アクティビティモニタに表示されたアイドル状態がおそらく50%を下まわっているでしょう。

こんなときの対処法は5つ。
以降で順に説明していきます。

対処法1:Macで使ってないアプリを停止する

Macメモアプリの動作が遅いときは、今は使っていないアプリを停止しましょう。

たくさんのアプリを起動すると、CPUへの負荷が大きくなり、動作が重くなる(=アイドル状態の数値が低くなる)ので。

起動中のアプリを停止するには、アクティビティモニタを使って停止するのが便利です。

さきほど起動したアクティビティモニタにおいて、停止したいアプリを選択し、上部の「x」ボタンをクリックすればOK。

上記対応後、アクティビティモニタに表示されたアイドル状態の値が良化するか(50%以上になるか)を確認しましょう。

対処法2:メモアプリに対して、iCloudとの同期を完全に解除する

上述した対処法1をしても、Macメモアプリの動作が遅いときは、iCloudとの同期を完全に解除する対処法もあります。

ただしこの対処法を行うと、MacメモアプリのデータをiCloudに保存できなくなります。それでもいいよ、って方はこの方法をお試しください。

メモアプリに対して、iCloudとの同期を完全に解除する方法

Macメモアプリを開き、メニューから「アカウント」をクリックします。

「インターネットアカウント」>「iCloud」をクリックします。

参考:このメニューを開くと、私のMacだとすごく動作が遅くなりました。アクティビティモニタに表示されたアイドル状態は1%ほど。

「iCloudを使用しているApp」の項目にある「すべてを表示」をクリックします。

メモアプリの行を「オフ」に変更します。

以上でOK。

上記対応後、アクティビティモニタに表示されたアイドル状態の値が良化するか(50%以上になるか)を確認しましょう。

対処法3:メモアプリに対して、iCloudとの同期を一時的に解除する

上述した対処法は、Macメモアプリの動作は早くなりますが、MacメモアプリをiCloudに保存できなくなるデメリットがあります。

そこで、私が実際にやっていてあなたにもおすすめしたい対処法が、iCloudとの同期を一時的に解除するというものです。

この方法を使えば、iCloudと同期はしつつ、Macメモアプリの動作を早くすることができます。

前準備:メモアプリの保存先を確認する

お使いのMacでメモアプリを開きます。

メニューから「表示」>「フォルダを表示」をクリックします。

すると、メモアプリに左側にフォルダが表示されます。

フォルダは、
・iCloud
・このMac内
のどちらかの階層下に作成されます。

動作は以下のとおり。

  • 「iCloud」階層下のメモ:iCloudと同期される。動作は遅い。
  • 「このMac内」階層下のメモ:iCloudと同期されない。動作は早い。

お使いのMacでメモアプリの動作が遅いならば、メモの保存先は、おそらく「iCloud」階層下になってるでしょう。

その証拠に、私のPC環境で、分量が多めのメモを2つの階層下に置いてみたところ、アクティビティモニタに表示されたアイドル状態の数値は以下のようになりました。

  • 「iCloud」階層下に置いたとき:20%台(遅い)
  • 「このMac内」階層下に置いたとき:70%台(早い)

iCloudとの同期を一時的に解除する方法

上記をふまえ、私が実際にやっていてあなたにもおすすめしたい方法は、

  • Step1:メモを編集するときは「このMac内」階層下に置き、
  • Step2:編集が終わったら「iCloud」階層下に移動させる

というものです。

メモを編集するときに、メモを「このMac内」階層下に置けば、iCloudとの同期を一時的に解除されるので、動作が早くなります。

で、メモの編集が終わったら、「iCloud」階層下に移動させれば、そのメモはiCloudと同期されるというわけです。

参考:「iCloud」階層下のメモにアクセスすると動作は遅くなる

メモを編集するときの対処法は上記のとおりですが、「iCloud」階層下のメモにアクセスするだけでも、メモアプリの動作は遅くなります。

・編集済みだけど、よくアクセスするメモがある
・アクセスの際に動作が遅くなって困っている

という方は、以下の方法がおすすめです。

  • Step1:「iCloud」階層下にある該当のメモの複製を作る
  • Step2:メモの複製を「このMac内」の階層下に置く
  • Step3:普段はメモの複製にアクセスする

こんな感じ↓

対処法4:Macのストレージの空き容量を増やす

上述した対処法を行っても、Macのメモの動作が遅い場合は、Macのストレージの空き容量が少なすぎるのが原因かもしれません。

Macのストレージの空き容量を確認して、不要なものを削除してみてください。

Macのストレージの空き容量を確認する方法

おつかいのMacで「システム設定」を開きます。

「一般」>「ストレージ」をクリックします。

ストレージの空き容量を確認します。

ストレージの空き容量が少なすぎるとMacの動作が遅くなるので、不要なものを削除して、ストレージの空き容量を増やしましょう。

iCloudの容量を増やしたい場合はiCloud+がおすすめ

「Mac内のデータをiCloudに保存して、Mac内のデータは削除したい。でも、iCloudの容量はほほ一杯…」

という方は、iCloud+(アイクラウドプラス)のご利用をおすすめします。

iCloud+についてはこちらの記事をご覧ください。
» 大切なデータはiCloud+に保存するのがおすすめ【月額130円】

対処法5:新しいMacを購入する

上述した4つの対処法でも改善せず、Macメモアプリの動作が遅いままなら、Macそのものに問題があるおそれが高いです。

この機に、新しいMacの購入をご検討ください。

おすすめのMacの紹介

おすすめのMacは、Macbook Airです。

コスパが非常に良いから。

Airは最新のM1チップ(CPUのこと)を搭載しているので、
・消費電力が低い
・Touch IDが使える(指紋認証)
というメリットがあります。

Proよりも性能は劣りますが、3Dゲームや動画編集がメインとじゃなければ十分です。

高性能のM1チップ搭載にもかかわらず、13インチであれば、12万円〜13万円とお手頃価格!

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まとめ

Macメモアプリの動作が遅いときの対処法を紹介しました。

5つの対処法の中で、私が実際に行っていて、あなたにもおすすめしたい方法は、3つめの「メモアプリを一時的にiCloud同期しない」というもの。

ぜひお試しください。

なお、iCloud容量を増やしたい方はこちらの記事をご覧ください。
» 大切なデータはiCloud+に保存するのがおすすめ【月額130円】

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