「ウィンドウの位置を変えたりリサイズしたりがどうにも面倒…。ウィンドウ整理用のアプリとしてMagnetが良いらしいけど、使い方がわかりません。教えてください」
本記事では、こういった疑問に答えます。
本記事を書いてる私は、Mac使用歴5年以上。私にとってMagnetは必要不可欠の神アプリです。
Magnetを使えばウィンドウ整理がスムーズになり、PCの作業効率が爆上がりします!
本記事では、そんなMagnetの導入方法や使い方をわかりやすく解説しましたので、作業効率を高めたいMacユーザーは、ぜひご覧ください。
Magnetとは?
Magnetとは、Macの画面を分割して、ウィンドウをカンタン&キレイに並べるアプリです。
具体的には、ウィンドウを以下のように一瞬で配置してくれます。
Magnetの料金は?
お値段は有料で、980円。払いきりです。※2021/12月時点
Magnetの口コミ・レビューは?
ユーザー評価は「5点中4.8」と満足度はバツグン。Macユーザに大人気です。
他の評価も紹介。
Magnetを使うメリットは?
画面がたくさんのウィンドウで散らかってしまいがちの人でも、Magnetがあれば大丈夫。
キーボード操作だけで、ウィンドウを簡単に並び替えられます。左右に並べるのはもちろん、どんなレイアウトでも思いのまま。
つまり、Macでの作業効率がバク上がりするってこと!
類似機能との比較
ウィンドウ整理用に、MacOSには「Split View」という機能が備わっていますが、めちゃくちゃ使いづらいです…。
イマイチなのは、以下の3点。
- ウィンドウの整理と解除で、手間がかかる
- 毎回マウスを移動させないといけない
- 左右にしか分割できない
対して、Magnetならば操作性も機能もバツグン。
具体的には以下のとおり。
- キーボードショートカットで瞬間移動
- 左右や上下、1/3分割などレイアウト多彩
※はっきり言って、Split Viewとは比較になりません。Appleさん、ごめんなさい…。
MacアプリMagnetのインストールと初期設定
ここまでの説明で、「Magnetっていいかも〜」と感じた方向けに、導入手順を紹介します。
前述の通り、Magentは有料で980円。 う〜んと迷うかもしれませんが、スマホには月々3000円〜5000円を払いますよね?
対してMagentは980円を一度払えば終わり。それで、毎日のPC作業効率がバク上がりするわけですから、払う価値は充分にあるかなと。
というわけで、インストール方法と初期設定を解説していきます。
Magnetのインストール方法
Magnetは、App Storeで購入します。
» App Storeのサイトに行く
App Storeのガイダンスに従って、Magnetを購入してインストールしましょう。
Magnetの初期設定
続いては、Magnetの初期設定です。
Magnetをインストール後に起動すると「マグネットを承認してください」という表示が出ます。
「システム環境設定」を起動して、「セキュリティとプライバシー」をクリックします。
①「プライバシー」タブの「アクセシビリティ」をクリックし、②左下の鍵アイコンをクリック → Macログイン用のパスワードを入力して解除し、③「Magnet」にチェックを入れます。
すると、デスクトップの上部メニューに、Magnetのアイコンが表示されるでしょう。
以上で、Magnetの初期設定は完了です。
MacのおすすめアプリMagnetの使い方
続いては、Magnetの使い方を解説します。
Magnetを使って、ウィンドウを整理する方法は以下の3つ。
- その①:マウスでドラッグする
- その②:メニューから操作する
- その③:キーボードで操作する
おすすめは③。
順に見ていきます。
Magnetの使い方①:マウスでドラッグする
Magnetの使い方その1は、マウスでドラッグする方法。
Magnetをインストールしておけば、あとは画面の端や角にウィンドウをドラッグするだけで、サイズをディスプレイの半分、あるいは、1/3や1/4に調節できます。
指定した場所にドラッグすると、変更後のウィンドウのサイズがプレビュー表示されるので、確認して指を放します。
すると、ウィンドウは瞬時にぴったりと収まってくれます。
Magnetの使い方②:メニューから操作する
Magnetの使い方その2は、画面上部のメニューから操作する方法。
使い方の例を紹介しましょう。
Chrome/メモ/Finderの3つを立ち上げて、バラバラに配置されてる状態がこちら。
この状態からウィンドウを整理してみます。
まずChromeを選択(アクティブに)して、右上のMagnetのメニューから[左]
をクリックします。
すると、Chromeが縦に最大化、横は画面に対して半分のサイズに変わり、かつ、画面の左側に一瞬で移動します。
つぎにメモアプリをアクティブにして、メニューから[右上]
をクリックします。
すると、メモアプリが画面右側の上半分に配置されます。
最後にFinderをアクティブにして、メニューから[右下]
をクリックします。
すると、Finderが画面右側の下半分に配置されます。
こんな感じで、ウィンドウの配置をカンタンに制御できるんです!
Magnetの使い方③:キーボードで操作する
Magnetの使い方その3は、キーボードのショートカットキーを使って操作する方法。
この方法は、先ほどのメニュー操作と基本は同じで、それをキーボードだけで操作するというもの。
使い方の例を示しましょう。
Chromeを画面の左半分に移動させるなら、Chromeをアクティブにしたのち、「Control + Option」を押したまま「←」(左キー)を押します。
すると、先ほどと同じく、Chromeが画面の左半分に移動します。
同様に、メモを画面の右上に移動させるには、「Control + Option」を押したまま「I」(アイ)を押す。
Finderを画面の右下に移動させるには、「Control + Option」を押したまま「K」(ケー)を押す。
こんな感じ。
どのキーボードを押せばいいかは、メニューの右側に書いてあります。
キーボードのショートカットキーは変更自由
もちろん、このキーボード設定は自由に変えられます。
上部のメニューから[環境設定]をクリックしてみましょう。
ご覧の画面でお好きなショートカットキーを設定してください。
最初は慣れないかもですが、慣れれば、このキーボード操作が最も作業効率がアップしますよ。
以上、Macのウィンドウ整理アプリ「Magnet」の使い方でした。
参考:MagnetのWindows版は?
ここまで紹介してきたように、Macをお使いの方なら、Magnetがおすすめ。
「では、Windowsだと何のアプリがおすすめ?」という質問にお答えしておきます。
答えは以下の2つ。
- 標準装備の「スナップ機能」を使う
- アプリ「AquaSnap」を使う
標準装備の「スナップ機能」を使う
スナップ機能の特徴は以下のとおり。
・マウスでウィンドウを画面の端にもっていくと、画面の半分のサイズになる
・キーボード操作は、ウィンドウキー+矢印のみ
・レイアウトは上下左右に、半分と1/4分割
もちろん、Magnetに比べると機能や操作性は劣りますが、やりたいことはまぁまぁできます。
» Windowsの公式サイトの説明
アプリ「AquaSnap」を使う
「AquaSnap」は無料のWindowsアプリです。
わたしのおすすめは、さきほどのスナップ機能を使うより、こちらのアプリを使うこと。
詳しくは以下で解説してますので、ご覧ください
» ウィンドウ整理アプリMagnetのWindows版ならAquaSnapがおすすめ
まとめ:MacユーザーにおすすめのアプリMagnetを使えば、作業効率バク上がり!
記事のポイントをまとめます。
- Magnetはウィンドウを一瞬でキレイに配置できるアプリ。Macでの作業効率がバク上がりする
- キーボード操作がダントツに速くておすすめ
- 有料で980円。払いきり
こんな感じ。
Macで作業効率を上げたいという方は、ぜひMagnetを使ってみてください!